iTero Scaner iTero：アイテロ
3D口腔内スキャナー（iTero：アイテロ）とは
より高精度で快適な歯の型どりを
3D口腔内スキャナー（iTero）は、お口の中をデジタルスキャンし、モニター上で歯型を再現できるシステムです。従来の歯型とりではシリコン印象とよばれるゴムのような材料をお口に入れていましたが、固まるまで時間がかかり、嘔吐反射が強い方には苦しい処置でした。iTeroは装置のヘッドで歯列をなぞるだけで、歯の形態がそのままデータ化されます。短い時間で採取が終わるため、患者さまが苦しい思いをすることなく快適に処置を受けられ、より精密に歯型を得られます。
また、スキャンした歯型をもとにシミュレーションを作ることができ、矯正治療をしたら歯並びがどのように動くのか確認できます。
3D口腔内スキャナー（iTero：アイテロ）の特長
特長01治療後のイメージがわかるから、安心・納得
患者さまの歯型をスキャンしたデータをもとに、矯正治療が完了するまでのシミュレーションを作成することができます。3Dコンピューター画像によって歯がどのように動いていくのか歯科医師とともに確認でき、矯正治療に不安を抱いている患者さまもご安心いただけます。また、目標となる歯並びを見られるので、長期間に及ぶ矯正治療へのモチベーションもアップします。
特長02シリコンを使用せずに歯型を採取できる
これまで歯型を精密に採取する方法として使われていたのは、主に「シリコン印象」とよばれる方法でした。シリコンは独特な感触があり、お口の中で固まるまで時間がかかるため、歯型の採取が苦手な患者さまもいました。3D口腔内スキャナー（iTero）は装置を歯に当てるだけで型とりができるので、シリコンのような独特な感触もありません。患者さまが不快に感じることなく型どりを受けられます。
特長03効率的に治療の準備ができる
歯列をスキャンするのにかかるのはわずか数分ほどと、短時間で型とりが完了します。スキャンしたデータをモニターで確認しながら型どりできるので、模型を作り直すために再来院していただくということはありません。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）の場合は、歯型の石膏模型をアメリカへ空輸して装置の作製に入っていましたが、3D口腔内スキャナー（iTero）はデータをインターネットで送信できます。その分、早く治療をスタートできます。
特長04トラブルの心配が少ない
シリコン印象は流動性がある材料のため、印象材が喉に流れてしまうリスクがありましたが、3D口腔内スキャナー（iTero）ではそのような心配がなくなりました。また、スキャンの際は放射線を使うわけではないので、人体への影響もありません。スキャナーの先端は取り外しが可能で、患者さまごとに交換できます。衛生面にも配慮した装置となっており、安心して歯型の採取を受けられます。
精密なシミュレーションが可能でも経験・技術に左右される治療です
マウスピース型矯正装置（インビザライン）による治療ではコンピューターによる処理が行なわれますが、どこの歯科医院で治療しても結果が同じになることはありません。経験や技術、それに知識などの差が治療結果に現れます。
- 治療計画の緻密さ
- 治療計画にもとづいて歯を動かす再現性
- インビザラインが合わなくなったときに修正できる柔軟さ
PBM Healing PBMヒーリング
光加速矯正装置（PBMヒーリング）とは
大幅に治療期間を短縮できます
マウスピース型矯正装置（インビザライン）の治療期間をより短縮できるのが光加速矯正装置（PBMヒーリング）です。PBMヒーリングは光加速矯正装置ともよばれており、装置から出る光には細胞中のミトコンドリアを活性化させる働きがあります。マウスピース型矯正装置の内側から光が出る仕組みになっており、歯根の周囲の組織を活発にします。この光の照射によって歯の動きが促進され、治療期間をおよそ1/3から1/2に縮められます（個人差があります）。
使い方は簡単で、PBMヒーリングを装着して毎日10分ほど照射するだけになります。また、インビザラインを交換したときに感じるような締めつける痛みも軽減できます。
なぜ治療期間を短縮できるのか？
矯正治療によって歯が動くのは、骨が吸収と再生を繰り返しているためです。マウスピース型矯正装置（インビザライン）によって歯に力を加えると、歯根に圧迫されている骨は吸収されてなくなります。一方、その反対側では骨が再生します。これが繰り返されることで歯が移動していきます。光加速矯正装置（PBMヒーリング）の光は、こうした組織のサイクルを早める効果があります。骨が早く再生し、そしてスムーズに治癒するため、結果的に歯が移動するスピードが上がっていきます。
光加速矯正装置（PBMヒーリング）の特長
特長01治療時間の短縮
歯根の周囲の組織に光を当てることで、骨の吸収と再生を繰り返すサイクルが促されます。結果的に歯がスムーズに移動するようになり、矯正治療の期間が短縮されます。
特長02痛みの軽減
マウスピース型矯正装置（インビザライン）を交換すると、その時点での歯列に負荷がかかるので締めつけるような痛みを感じます。しかし、光の照射によってそうした痛みや違和感が緩和されます。
特長03使いやすさ
光加速矯正装置（PBMヒーリング）は充電をすることで使えますが、外付けのバッテリーパックも用意されているので外出したときにも使用できます。サイズが小さく持ち運び可能なうえ、ハンズフリーで使えるのでとても便利です。