歯並びを改善する方法
こんにちは。歯科医師の西村です。2017年も宜しくお願い致します。
さて、今日は悪い生活習慣を取り除き、ご自身で簡単に歯並びを改善する方法を
お伝えさせて頂こうと思います。
歯並びは日々積み重ねられる日常生活の悪い習慣が起因する場合もあります。
たとえば、頬杖やうつぶせ寝、口呼吸などは、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの
矯正治療の何十倍もの力が歯や顎にかかってくると言われています。
口呼吸や唇をかむ癖などは、唇や舌が歯に与える力のバランスが崩れて、
歯並びを悪くしていきます。他には片方でばかり噛んで食べてしまう片側での咀嚼、
舌を歯の内側に押し付けてしまう癖、爪を噛む、指しゃぶりなども歯並びを悪くしてしまいます。
逆に、良い癖や生活習慣を積み重ねることで、歯並びを自分自身できれいにすることだって
不可能ではありません。
歯の位置は、内側から押す舌と外側から押す唇のバランスによって決まると言われ、
以下のトレーニングを行うことで、そのバランスを改善し、噛み合わせや歯並びが徐々に
改善されるというものです。
その1つにガムを使ったトレーニングがあげられます。ガムをよく噛んだ後、
それを舌で上の顎の上部に押し広げます。
そして舌でそのままガムを上の顎に押し付けたまま、奥歯を噛んで唾液を飲み込みます。
これを1日3分間以上繰り返しましょう。
よく噛むことで筋肉の発達や噛み合わせの構築、また舌のトレーニングにより
悪習癖を取り除き、良い癖を身につけることにより歯並びの改善がみられます。
ぜひ1度試してみてください。