歯磨き剤と洗口剤2
洗口剤(マウス・ウオッシュ)も、多種多様です。同じ液状ということで、液状歯磨き剤と間違えやすいのですが、洗口剤は、いわゆる「うがい薬」です。ほとんどが、口臭予防と口腔内殺菌・洗浄を目的としています。
使い方は、口の中に洗口剤を含み、グチュグチュとうがいをし、その後、吐き出します。
ただ、吐き出した後に水ですすぐと、洗口剤の薬液成分が薄められ、効果が下がってしまいます。そのため、水ですすぐことはすすめられません。
しかし、洗口剤に含まれている殺菌剤は強力です。ほとんどが歯周病の原因となる菌を殺す能力がありますが、同時に、口の中に錠剤している善玉菌も殺してしまいます。善玉菌は、口腔内の細菌たちのバランスを保ち、免疫機能を順調に働かせるのに欠かすことのできない存在です。善玉菌が減ると、口の中のバランスが崩れ、結果的に歯周病菌を増殖させてしまいます。
また、市販されている洗口剤には、歯磨き剤同様、合成界面活性剤や防腐剤などの化学物質が含まれています。口の中の粘膜の吸収率は、皮膚の何倍も高いうえ、洗口剤を使った後は水ですすぐこともしないわけですから、これらの成分が体内に吸収されることは避けられないでしょう。
とくに、免疫力が落ちてくる中高年や高齢者、病人は、殺菌性の強い化学合成物の洗口剤の使用を控えたほうがいいでしょう。
使い方は、口の中に洗口剤を含み、グチュグチュとうがいをし、その後、吐き出します。
ただ、吐き出した後に水ですすぐと、洗口剤の薬液成分が薄められ、効果が下がってしまいます。そのため、水ですすぐことはすすめられません。
しかし、洗口剤に含まれている殺菌剤は強力です。ほとんどが歯周病の原因となる菌を殺す能力がありますが、同時に、口の中に錠剤している善玉菌も殺してしまいます。善玉菌は、口腔内の細菌たちのバランスを保ち、免疫機能を順調に働かせるのに欠かすことのできない存在です。善玉菌が減ると、口の中のバランスが崩れ、結果的に歯周病菌を増殖させてしまいます。
また、市販されている洗口剤には、歯磨き剤同様、合成界面活性剤や防腐剤などの化学物質が含まれています。口の中の粘膜の吸収率は、皮膚の何倍も高いうえ、洗口剤を使った後は水ですすぐこともしないわけですから、これらの成分が体内に吸収されることは避けられないでしょう。
とくに、免疫力が落ちてくる中高年や高齢者、病人は、殺菌性の強い化学合成物の洗口剤の使用を控えたほうがいいでしょう。