タバコを吸う人は、歯周病になりやすい3
喫煙がやっかいなのは、歯周病にかかっていても、症状が出にくいことです。ニコチンの作用で血行が悪くなっているため、歯肉から出血しにくい傾向がみられますし、免疫機能が低下していて、歯茎の腫れなど炎症の「サイン」がきちんと起きないことも心配です。炎症が起きるのは、免疫機能がきちんと働いている証拠で、拡大したり、長期間でなければあまり心配ありません。むしろ、炎症が起きないまま、いつの間にか症状が進んでいる方が心配なのです。
最近では、歯周病の治療で通院する人に、禁煙を呼びかける歯科医が増えてきています。治療をきっかけに、ぜひ禁煙にトライしてほしいものですが、少なくとも、タバコを吸っている人は、喫煙のリスクをよく理解して、こまめに定期健診を受けてください。
最近では、歯周病の治療で通院する人に、禁煙を呼びかける歯科医が増えてきています。治療をきっかけに、ぜひ禁煙にトライしてほしいものですが、少なくとも、タバコを吸っている人は、喫煙のリスクをよく理解して、こまめに定期健診を受けてください。