よく噛んで、唾液分泌、歯周病予防3
なんといっても、かむことで得られる最大の効用は、唾液の分泌を促すことでしょう。
唾液には、たくさんの役割があります。第一に、食べ物の消化を助ける消化酵素が豊富に含まれていること。そのため、かめがかむほど唾液が分泌されて、胃や腸での消化や吸収を助けることにつながります。
唾液には、さらに、細菌の感染から体を守るいろいろな物質が含まれています。小さいころ、転んでけがをしたら、つばをつけておけば治るよ、と言われたことありませんか。これは、唾液の殺菌作用をあらわした言葉でしょう。唾液には、免疫機能の主役である白血球のほか、リゾチームやラクトフェリンなどの物質も含まれています。これらふたつの物質は、殺菌作用があることで知られており、特にラクトフェリンは、歯周病の原因菌、グラム陰性菌のひとつを殺す働きがあるとみられています。
唾液には、たくさんの役割があります。第一に、食べ物の消化を助ける消化酵素が豊富に含まれていること。そのため、かめがかむほど唾液が分泌されて、胃や腸での消化や吸収を助けることにつながります。
唾液には、さらに、細菌の感染から体を守るいろいろな物質が含まれています。小さいころ、転んでけがをしたら、つばをつけておけば治るよ、と言われたことありませんか。これは、唾液の殺菌作用をあらわした言葉でしょう。唾液には、免疫機能の主役である白血球のほか、リゾチームやラクトフェリンなどの物質も含まれています。これらふたつの物質は、殺菌作用があることで知られており、特にラクトフェリンは、歯周病の原因菌、グラム陰性菌のひとつを殺す働きがあるとみられています。