歯の色
みなさんこんにちは!歯科衛生士の大本です(^ν^)
今回は歯の色についておつたえしていきます!
歯の黄ばみには2つの種類が存在しています。
まず外からの原因が元で歯の黄ばみが目立つ「着色」。
そして内からの原因が元で歯の黄ばみが目立つ「変色」です。
順番に説明していきます。
外からの原因が元で黄ばむ「着色」
歯は大きく分けると表面のエナメル質、そして内側の象牙質で構成されています。
外からの原因、つまり飲食物などのステイン(着色物)が歯の表面であるエナメル質に
付着することで歯が茶色く見えます。
ステインがつきやすいものとしては、コーヒーや紅茶、またはタバコが代表的です。
内からの原因が元で黄ばむ「変色」
外からの原因が元で歯が黄ばんで見えた「着色」に対して、内側の象牙質の色が変化することで歯の黄ばみが目立つようになる事を「変色」と言います。
元々、我々日本人はエナメル質が欧米人に比べて薄く透明であると言われており、
象牙質の色が表面に出てきやすい体質です。
それに加えて象牙質の色が変化したとなると、外から見れば歯が黄ばんで見えるのは
当然のことです。
変色していく原因は3つ存在しています。
⑴加齢による変色
1年1年、年を重ねるごとに象牙質は厚くなっていきます。それに引き換え、エナメル質の厚さは薄くなっていくので象牙質の色が目立つようになります。
⑵テトラサイクリン系抗生物質による変色
歯の形成期である10歳~12歳ごろにテトラサイクリン系抗生物質を長期間服用することで、
象牙質が変色してしまい歯の黄ばみが目立つようになります。
エナメル質形成不全と呼ばれる歯の病気が関係してきます。
⑶神経による変色
大きな虫歯になった場合神経の治療をし神経を取っている歯や前歯に強い衝撃があり
神経はまだあるけれど神経自体が死んでいる、弱っている状態です。
歯に神経がない状態だと歯がグレーっぽく変色してきます。
芸能人でいうとハリセンボンの箕輪さんですね。最近は被せ物にされてとてもきれなっています。
自分ではみてもわからない〜という方は
是非専門家に相談してみてくださいね!
悩んでいたことがスッと解決するかもしれません(^ν^)