よく噛んで、唾液分泌、歯周病予防1
歯周病は、生活習慣を見直すことで、予防・改善できる点が多々あります。これまでは直接的なデンタルケアを紹介してきましたが、次に間接的なケアを提案します。毎日の暮らしの中に取り入れれば、歯周病の予防につながることばかりです。ぜひ、続けてみてください。
まず最初は、よく噛んで食べること。よく噛むことの効果は、多岐にわたります。たとえば、よく噛むことは脳の血液量を増やし、脳の働きを活性化させ、とくに記憶力が高まります。逆に、よく噛まないでいると、脳の老化が早まるといわれています。これは、柔らかい食べ物が増えてきた最近の若い人の食生活の警告として、よく耳にする話でしょう。当然、よく噛むことは老化防止に役立ちます。
骨粗しょう症予防にもなるという報告もあります。高齢者への調査で、よく噛むグループと噛めないグループとに分け骨量を調べたところ、前者のほうが後者に比べ明らかに骨量が多いことがわかりました。その結果、噛むことは骨量を保つのに役立つと考えられています。
骨粗しょう症は、女性ホルモンが急に減りだす閉経以降の女性に多い病気ですが、歯周病とも無縁ではありません。骨粗しょう症になると、歯を支えている歯槽骨がやせてきて、歯はグラグラになり、やがて抜けてしまいます。よく噛んで食べることは、骨粗しょう症予防に、ひいては歯周病の予防にも結びつくのです。
まず最初は、よく噛んで食べること。よく噛むことの効果は、多岐にわたります。たとえば、よく噛むことは脳の血液量を増やし、脳の働きを活性化させ、とくに記憶力が高まります。逆に、よく噛まないでいると、脳の老化が早まるといわれています。これは、柔らかい食べ物が増えてきた最近の若い人の食生活の警告として、よく耳にする話でしょう。当然、よく噛むことは老化防止に役立ちます。
骨粗しょう症予防にもなるという報告もあります。高齢者への調査で、よく噛むグループと噛めないグループとに分け骨量を調べたところ、前者のほうが後者に比べ明らかに骨量が多いことがわかりました。その結果、噛むことは骨量を保つのに役立つと考えられています。
骨粗しょう症は、女性ホルモンが急に減りだす閉経以降の女性に多い病気ですが、歯周病とも無縁ではありません。骨粗しょう症になると、歯を支えている歯槽骨がやせてきて、歯はグラグラになり、やがて抜けてしまいます。よく噛んで食べることは、骨粗しょう症予防に、ひいては歯周病の予防にも結びつくのです。